【転職・就職】求人に書いてある残業時間って実際どのくらいなの?

雑記

今回は就職をする人、転職を考えている人に向けて、求人に書いてある、残業時間って実際毎日どれくらい残業あるの?残業代ってどのくらい貰えるのという疑問に対して、分かりやすいように、月の残業時間別に実際の1か月のシミュレーションをして、ある程度の目安を見ていこうと思います。

 

Ragia
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こんにちは、サイト管理人のRagiaです。

 

今回は10時間30時間45時間80時間と残業時間別の1日の残業頻度と休日出勤の回数の予測、給料はどのくらいになるかなど、シミュレーションしていきたいと思います。

Ragia
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自分が学生の頃は理解出来ていないまま、就職先を選んでしまいました。

 

ちなみに求人の有給休暇数の目安の記事も紹介しています↓

まず、残業時間の説明から行います。

どこから残業時間なの?

まず初めに、残業時間ってどこから残業時間なの?という疑問に対してお答えします。

ずばり結論は1日8時間、週40時間を超えて働いた時間です。

詳しく説明すると、労働基準法で法定労働時間で1日8時間、週40時間までと定められています。

月~金まで朝8:00~16:45まで働くと、週40時間になりますね。

これが法定労働時間でそれ以外の労働が残業になります。

この会社は1日10時間×週6日で60時間は定時です!の様な事は出来ないと言う訳ですね。

 

1日の労働時間が6時間を超えると、45分の休みが発生するので、8時間45分となります。

企業によっては午前午後で休憩を設けているところもあるので、それによって定時は異なります。

月の残業時間が45時間を超える場合は特別条項を結べば、年に月6回まで45時間以上の残業をする事が出来ます。

残業時間の給与の種類

通常の残業代

週40時間を超える労働については残業代が支払われますが、この残業代とは割増賃金ですので、通常の賃金に対して、25%割り増しで支払われます。

時給1000円の人は1時間残業すると時給1,250円貰えると言う事ですね。

月45時間、月60時間を超える際の残業代

月60時間を超える残業をする場合、更に割り増しされ、50%の割り増しになります。

45時間を超える場合は25%以上割り増しの企業の努力義務があるみたいなので、企業によって異なります。

深夜時間(22時~朝の5時)での残業代

それと22時から朝の5時までの時間帯は働くと深夜割増賃金で残業でなくても25%割り増しなので、22時~5時の間に残業をする場合は50%割り増しになります。

時給1000円の人は1,500円になります。

法定休日に出勤した場合

法定休日とは週に1度、4週間に4回以上会社が労働者に与えなければならない、会社が定めた休日です。

法定休日は割増率が135%になり、法定外休日は125%(残業と同じ)になります。

会社によって異なりますが、例えば土曜が法定休日(135%)、日曜日が法定外休日(125%)になります。

例えば法定休日に出勤して、22時から5時までの深夜帯で勤務した場合、深夜割増賃金と合わせて、60%割り増しになります。

時給1000円の場合の残業代早見表

残業の種別割増賃金実際の時給
通常の残業25%1,250円
60時間を超える残業50%1,500円
深夜勤務時の残業(22時~5時)50%1,500円
深夜勤務時の60時間を超える残業75%1,750円
法定休日に出勤35%1,350円
法定外休日に出勤(深夜勤務)60%1,600円

実際の給料によるシミュレーション(時給1000円の場合)

次は実際の給料のシミュレーションをしていきます。

1日8時間、週40時間×4週=160時間

160時間×時給1,000円=16万円でのシミュレーションとなります。

月額は16万がベースとなります。

高卒だとこのくらいの基本給だと思います。

もちろん、ここから税金などが引かれるので、手取り額はここからその分減ります。

月10時間残業の場合の残業頻度と給与

10時間だと毎日30分残業で休日出勤なしだと10時間です。

時給1000円×1.25×10=12,500円

月給160,000+12,500=172,500円

月30時間残業の場合の残業頻度と給与

月30時間であれば、毎日1時間半、もしくは1時間程で休日出勤が1日あるかなという感じです。

【通常残業22時間+1日(8時間)】の法定休日出勤でのシミュレーションとなります。

①時給1000円×1.25×22=27,500円

②時給1000円×1.35×8=10,800円

月給+①+②=19,8300円

月45時間残業した場合残業頻度と給与

月45時間であれば、毎日2時間半、もしくは1時間半+休日出勤2日だと思います。

【①通常残業29時間+②法定休日2日(16時間)】でのシミュレーションとなります。

①時給1,000円×1.25×29=36,250

②時給1,000円×1.35×16=21,600

月給+①+②=217,850円

月80時間残業した場合

月80時間残業すると、毎日4時間、もしくは3時間残業で休日出勤が3回程だと思います。

【①通常残業(36時間)+②法定休日3日(24時間)+③60時間割り増し(20時間)】でのシミュレーション

①時給1,000円×1.25×36=45,000円

②時給1,000円×1.35×24=32,400円

③時給1,000円×1.5×20=30,000円

月給+①+②+③=267,400円

まとめ

いかがだったでしょうか。

残業はたくさんすると、給料は貰えますが、自分の時間や睡眠時間が少なくなるので、自分の欲しい給与に合わせて、会社選びをする事が大切だと思います。

Ragia
Ragia

基本給より休みの数や昇給の程度が個人的に重要だと思う。

残業時間はお金と時間を天秤にかけよう。

求人票だけでは正確な情報が計れないので、口コミサイトなども併用して、確認することが一番だと思います。

最近だと働き方改革で残業時間も少なくなった業種も多いのではないでしょうか。

個人的には月30時間を超えたらちょっときついかな~と思います。

どこかの統計で見た残業時間は30時間未満が半数以上を占めていたと思います。

皆さんの転職や就職時の悩み解決になればと思います。

Ragia
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職選びは自分好みに合わせて!

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